Linuxには数多くのディストリビューション(種類)があり、どれを選べば良いか迷ってしまうことがあります。このページでは、目的やスキルレベルに応じた選び方を解説します。
1. 目的で選ぶ
デスクトップ利用(普段使い)
WindowsやmacOSの代わりにWeb閲覧や文書作成を行いたい場合。
- Ubuntu: 最も情報が多く、アプリも豊富。初心者におすすめ。
- Linux Mint: Ubuntuベースで、よりWindowsに近い操作感。
- Fedora: 最新技術をいち早く体験したい場合に。
サーバー構築・学習
WebサーバーやDBサーバーを構築したい場合。
- Debian: 非常に安定しており、サーバー用途のスタンダード。
- AlmaLinux / Rocky Linux: Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 互換。企業システムの学習に最適。
- Ubuntu Server: クラウド環境で人気があり、ドキュメントも多い。
セキュリティ・ペネトレーションテスト
- Kali Linux: 多くのセキュリティツールがプリインストールされている。
2. スキルレベルで選ぶ
- 初心者: Ubuntu, Linux Mint, Manjaro
- 中級者: Fedora, Debian
- 上級者: Arch Linux, Gentoo (自分で一から構築したい人向け)
3. 更新方式で選ぶ
- LTS (Long Term Support): 数年間のサポートが保証される。安定重視。(例: Ubuntu LTS)
- 通常リリース: 半年ごとに新版が出る。新しい機能を追いたい人向け。(例: Fedora)
- ローリングリリース: 常に最新のパッケージに更新され続ける。OSの再インストール不要。(例: Arch Linux, Manjaro)
選び方フローチャート(簡易版)
- Linuxは初めてですか? -> YES: Ubuntu
- 最新のソフトを使いたいですか? -> YES: Fedora または Manjaro
- サーバー管理を学びたいですか? -> YES: Debian または AlmaLinux
- システムの仕組みを深く理解したいですか? -> YES: Arch Linux
